塗料の種類と耐久性を考える

塗料のカタログを見ても、素人は何が何やらわかりません。シロキサン結合とか、フェニール基とか、メチル基とか、難しい専門用語が並んでいるからです。それに塗料の特徴なども、「環境にやさしく、耐候性にすぐれ、外壁を強固に保護します」といったことが、どのカタログにも書いてあります。これでは「塗料がどれだけ長持ちするかはわからないと思います。でも、「塗料がどれだけ長持ちするか」というのを判断するのも、塗料の成分です。塗料の成分さえわかれば、何年くらい持つのか大方の見当がつきます。現在住宅に使われている塗料はアクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂の4つに分類することができます。アクリル樹脂は5~8年、ウレタン樹脂は8~10年、シリコン樹脂10~15年、フッ素樹脂15~20年ぐらいが目安となります。

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